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執筆者の写真regentoonishi

LENS No.4 「欲しいものを知る」


自分がどんな花の作品を撮りたいか、だんだんわかってきたら、もすこしその花の撮影環境を想像してみます。近づけるか? 撮影場所は広いか?  レンズ選びにはここがとても重要。

では、それらの環境をイメージしてカタログの情報からLENSの絞り込みを行いましょう。

カタログページの仕様欄なので、そう聞くと難しそうに聞こえますが、必要なところだけ、そして言葉をかみ砕いてご紹介します。それは、

①から⑤の名称の数値を比較するとわかります。その数値の意味もまとめました。

②項目だけわかりにくいので、補足しておきます、数値が「大きい」ほど、「大きく」写ります。みなさんが好きそうなボケ感は最低0.2以上から0.25は欲しいですね。それ以下はもっと大きな花にならないとよいボケは表現しにくいと思ってください。(目安です)

次に撮影環境から望遠ズームを意識して、前述の項目だけをピックアップして数値比較をしてみましょう。

200-300mmまでの望遠ズームを比較してみました。この菖蒲園の環境で撮影する場合、70-200Gでは1.5m離れないとピントが合わないので、木道の上で手前の花は撮れないですね。200mmまでしかなく、F値も4なのでボケ感も少なく、立体感が薄れますので花の種類が限定されます。どちらかというと風景などで描写を発揮するLENSと言えます。他の二本は撮影環境には満足していると思います、も少し特徴も合わせて数値から見えるものをお話すると、F2.8は密集していても柔らかいボケ表現ができます。方や300mmあると自由度が高いと思います。どちらを優先するか、それと重さの違いも個人によっては大きいと思います。ここに触れてはいませんが、価格の違いも最終確認お願いしますね。これは価値観の違いもありますので特にここでは触れていません。

どうですか? ご自分が撮影したいイメージ=「欲しいもの」がある程度カタログ上で絞り込むことができそうですか? これはまだまだ机上の上なので、次が重要です。

大まかに絞り込んだら必ずショールームで試すことです。ア)自分のカメラに装着して持ち歩く重さを実感する。イ)撮りたい花の大きさ、撮影する距離をイメージする。ウ)前後のボケ感を見る。ここまですれば大きな失敗はしない、必ずご自分の目で体感することです!

一般的に撮るものにもより、優先順位は重さにも大きく関係するので一概に言えないですが望遠レンズはより望遠のほうが撮影の自由度が高いので、超望遠レンズも見てみましょう。

この続きは明日以降にまたアップします、そして、「テーマ2」についても平行します。 また、HPへお立ち寄りください。


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