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執筆者の写真regentoonishi

Saul Leiterに憧れて、、、

誰もがそう思う、、、、、「憧れ」ではなく、胸を打たれて引きずり込まれる作品たち

もう何度目だろ? 今またBunkamuraで「Saul Leiterの原点 ニューヨークの色」を開催していて、知っている人、多くの人がその作品に感動しているコメントがInstagramのポストに書き込まれていますね。そのコメントを読むのが楽しかった、なぜか嬉しかった(^^

そして、その嬉しさでブログを書きたくなって、今までの写真を見返していた。 きっとこのブログは長くなるので、沢山暇なときに読んで下さい。

さて、私も多くの人と同じようにSaul Leiterの作品に出逢ったとき、引きずり込まれたのを思い出します。 ずいぶん前の事、いつだったかも忘れて、そのときSaul Leiterも知らなかった。 そのあと、2017年の開催のとき、5月に見に行き、また新たなSnapの深みに落ちた。 私は多くの人と少し違うところでも、Saul Leiterの作品が好きなところがあり、そこも強いかもしれないな。 それは「古き良きアメリカ」の時代が好きでずっと憧れていたから。 スピルバーグの「アメリカングラフティ」映画のストーリーは単純だけど、その時代に触れることができる、大好きな映画、そのCastも素晴らしい。


2016年自分が撮影した写真でこれが好きだった。

このときは作例撮りではなく、ただ単に被写体を探していて、すべてが絵になる空港を楽しんでいた。そのときのカットでこのカットがなぜか好きだった。 あとから見て、Saul Leiterの作品と全然違うのに「だからだ!!!」と勝手に思い満足していた。でもイズムは影響を受けているはず。

知っている人は多いいですが、AtelierOrionの講師二人とも、写真を撮るのが趣味ではなく

撮影もレッスンのための「作例撮り」だから「作品」は撮らない。と。 レッスンをして、参加者のみんなが喜んでくれるのが好きで、そのための写真を撮っていること、「写真が好きでない」というと語弊があるけど、「人の笑顔」がすき、それが正しいかも知れない。だから、写真は難しくない、勉強ではなくて楽しみましょう! そして、カメラでその場の感動や気づきで感じたモノを表現する楽しみを提供したいと思っています。 写真を50年以上、講師を30年以上やっていて、写真を楽しむために必要・不必要なものは時代は変わっても、いやデジタルになったからこそ、必要なモノは少ない。


そんな作品を撮らない私が、振り返ると「作例」ではなく「作品」を撮っているのが <STREETSnap>撮っていて、楽しくて「瞬間瞬間」が絵になり、どこを見ても絵が見える。 このフレーズ Saul Leiterの名言を見たとき、鳥肌がたった「やっぱり」・すみませんm(__)m

※レッスンでは作例として使えないもの、使ってない作例かな? 少し載せていきます。

Snapのレッスンはいつも苦労しています、瞬間・一瞬感じた映像を切り取る、よく言う「出会い頭」それをレッスンするのが難しくて、ほんとは伝えたいモノは違うのだけど

「作例を見せて、この背景でここから見ると・・・」とか出会い頭がないSnapを提供するしかくて、どうしても形に嵌めてしまい自由度が少なくなっている。 だから、他のカメラマンも気づきとして「この穴から覗いて」とか「自転車のスポークの間」とか気づきのパーツを教えていると思う。仕方無いと思う。

でも、AtelierOrionのレッスンで目指しているモノは、今考えるとやはりSaul Leiterの作品で私たちが感じているイズムを大事にしています。 「おしゃれ」「かっこいい」「色彩」「ドラマを見せたい」こんなスナップを一コマで描けたら嬉しくて、そこを探して提供したいと。

雨のリフレクションも大好きなシチュエーションです。


↓これもおこがましいのですが(^^) 今回のBunkamura写真展のタイトル「Saul Leiterの原点 ニューヨークの色」 ですね。 AtelierOrionのホームグランドは銀座から丸の内 途中数寄屋橋はソニービルもあったし なので、見返したスナップの色や画はこう思いました。

「AtelierOrionの原点 銀座~丸の内の色」 すみませんm(__)m



Saul Leiterの写真展を見て、スナップを撮りたくなった人 AtelierOrionのホームグラウンドでまたスナップを撮りに行きましょう!!!


END 2023.08.19







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