もうVer.5 このシリーズは 長くなりましたが、それだけ撮るときの意識は書くことがある(^^ということですね。 ただ撮るのではなく、作画の楽しみは沢山あると言うことになります。また続けて呟きます
今までの作例は「撮る向きによる表現の違い」という明るさ・柔らかさ・メリハリを比較しながらご紹介していましたが、ここでは「情景」を意識したお話しです。 撮影場所が日枝神社・神社仏閣なのでそれも背景に取り入れて絵作りします。 背景をぼかすか? 背景も見せるか? という違いはありますが、神社=朱色を合わせて作品を見ていきます。 作例として、並べて見ましょう!
情景を撮る
こう見せると、ただ藤の花を撮影しているだけでなく、「神社の藤棚」というバリエーション作りもその人の感性で様々な表現ができると思います。 フォーカスポイント ピント位置の違いで表現も変わる、レンズの特長を活かすお話し
藤暖簾 藤棚の藤を暖簾のように見せる撮り方
このときにピント位置をどこに持っていくかで表現が変わります。 この二枚は房の厚みが違うので、比較としては良い作例ではないですが、少し解説します。 藤棚の枠側に並んでいる藤の花を横に並べる構図で撮る と藤の垂れ下がった房が暖簾のように見える・見せる、そんな撮り方。 藤の房量やレンズの特長によって、撮り方も変えてみると表現に変化がでます。それは・。 下図のように、房量があって図のように手前から奥行きまである場合は、どこの位置にある房に合わせるか? やってみて表現を見る! どうやって? 房の位置・ピントを手前から三段階くらいに距離をおいて撮影を行う。
冒頭の二枚の写真のように見え方の変化があります。このようにフォーカスポイント(ピント位置)を少し意識することでご自分がイメージする作品作りの変化が作れます。いつも同じTaste・・・を描くだけでなく、その情景も楽しむと作品の幅も広がり、撮影も単純ではなくなりテクニックも膨らんでいきます。 だけど、写真は「自己満足」の世界なので、結局「好きに撮れば」いいですね(^^; 次の二枚も少しの立ち位置の違いでまったく異なる表現をしています。
いかがでしたか?
作風で好き嫌いは多いと思いますが、たぶんこの作例のコメントを読んで「ご自分が撮影するときの意識と違う感覚があるな」と思って頂ければ嬉しいです。
まだまだ、AtelierOrionlessonのTasteは豊富で、今までの作例は85mm一本で撮影していますが、撮影場所が神社仏閣の日枝神社なので、次に神社スナップも掲載しておきます。
最後に広角の作例を次のスレッド「Last」を立てて載せて、藤+日枝神社は終わります。 Tasteless? AtelierOrionlesson Lastpost comingsoon!
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